映画論2


No.1
2002.2.27
ネコこたつ氏


「映画論その2〜うる星やつらの最後は」
(ます初めに、「いつだって」は外伝的な物として扱う事を前提として話を進めます)
うる星やつらって、原作版とアニメ版で結構違う所がありますよね。メガネ達とコースケしかり、雰囲気しかり、話の内容しかり。
そうしたさまざまな雰囲気を持ったうる星やつらなわけですけど、思うに
LTFは「アニメ版うる星やつら」にとっての終末で
完結編は「うる星やつらという作品(原作┼アニメ)」にとっての終末のようにみえました。
1〜4までのストーリーは全て、アニメ版オリジナルとして作られたわけですが
完結編はストーリーやらなんやらは高橋留美子先生が担当し(結果的にだけど)
それが劇場版として公開された、いわば唯一の「原作者本意による映画版」になったわけですよね。
なんとなく、「LTF→アニメ版の終末」「完結編→うる星やつらそのものの終末」
のように見えるのは、私だけでしょうか?^^;
*別に、アニメ版を批判してるわけじゃありません
あれだけ原作とは違った独特の世界観で、なおかつあれだけおもしろいからこそ、あれだけのヒットがあったんだと思います
マンガのアニメ版にとって必要なのは、忠実性ではなく独自性だと思ってます。
最近、犬夜叉のアニメがちょとずつ独自の味を持ちはじめたってことで、犬夜叉ファンが賛否両論を繰り広げてますが
いいことだな〜って思ってたりします(笑)
るーみっくの第3世代アニメとしては、がんばって欲しいところ


 
NO.2
 レス・

 
2002.2.27
 ゆたんぽ氏

 「レス」
あ、この「LTF→アニメ版の終末」「完結編→うる星やつらそのものの終末」は全く同じ考えです。
「マンガのアニメ版にとって必要なのは、忠実性ではなく独自性だと思ってます。」
そうでしょう?そう思うでしょう?!(メガネ調)
と言うことは監督やスタッフの『遊び』が入ってくるんですよ。
原作者にはご迷惑な事ですが…。



 
No.3
 レス・
 2002.3.2
 deacon

 
「レス」
ネコこたつさんの映画論、わたしも同様に考えてます。
1〜4までの、アニメの潮流にのっとったオリジナリティ作品群と
完結編の原作至上主義の作品では、天と地ほどの印象の差を感じました(特に完結編は絵柄もガラっと変わったので)。
アニメにオリジナリティが入るのは当然だと思います。
そうじゃないと、何のためにマンガをアニメ化するのか。
ただ原作を完全に忠実にアニメ化したのでは、それは単に「動く漫画」であって、「アニメ」ではない←この辺かなり極論。
そういう考えがあったので、完結編を最初に見たときは結構ショックでした。
今までアニメ版によって原作者高橋留美子さんの機嫌を損ね続けていたアニメスタッフが、高橋留美子さんのご機嫌を取る為だけに「完結編」をつくったのではないか。そこまで邪推したものです。
けれど、時が経つに連れ、そういう偏見も大分おさまってきました。
いまでは、あの完結編は、アニメスタッフが高橋留美子さんへ感謝の気持ちをこめて作ったのではないかと。そう思うまでになりました。
それでも、「もう少しスタッフのオリジナリティがあっても良かったのに」という考えがまだ残っているのも事実です。


 
No.4
 レス・
 2002.3.3
 ネコこたつ氏

 
「レス」
オリジナリティは充分あったと思います
面堂SXR7000タコとか、湖の中をラムが泣きながら飛ぶとことか
特に、あたるが昔の思い出を思い出しながら走る所は、原作にはないかなり斬新なオリジナルだったの思います
確かに、オリジナリティは必要だと言いましたが、なんもかんもオリジナルでやっていいとはあまり思えません
やはり、最後を飾る「あの作品」だからこそ、原作の雰囲気を壊さない出来にする必要があったんじゃないかなぁと思います
絵柄は、変わったというより、進化したっていってもいいと思いますが・・・
まぁ、なんにしても、良い作品だったなぁと思ってます(笑)


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