ラムちゃんの星の謎/予備知識編その1うる星やつら
No.1 2002.2.24 ゆたんぽ氏 「さぁ、いよいよはじめますゾ!」 うる星やつら ラムちゃんの星の謎/予備知識編その1うる星やつら 皆さんは『亜空間』をどのように解釈されていますか? もともとの初出はスタートレックからですが、うる星でも頻繁に出てきますね。 ですがその意味を探ると、主に距離と時間を短縮するための利用法として、 3次元とは別次元、或いは別空間を指して使われている場合と、 通常空間に時制がほぼ一致した、3次元空間に付帯する時空として使われる場合があるようです。 私的解釈でその代表をあげれば、 前者はおユキさんの『亜空間トンネル』などでしょうか。 後者はあたるがバイトをした時空でしょうか。 なぜこんな風に、わけて考えるのかと言えば、うる星だけでなく大方のSF作品内での、 言葉の使われ方にかなり疑問を持っているからです。 例えば超光速航法の代表としてよく使われる『ワープ航法』ですが、 このワープの語源は歪むという意味であり、空間を歪曲させ距離短縮をはかる航法と言えます。 ですから別名ジャンプ航法とも呼ばれるのはご存じかと思います。 これは結果的に距離短縮に伴い時間が短くなるように感じるだけで、 時間そのものを〔飛ばす〕わけではありませんよね? この航法では通常理論として空間を歪ませる為に膨大なエネルギーを消費し、超長距離ジャンプは不可能です。 スタートレックなどはこの辺を巧く解釈していますし、ひねって考えれば亜空間とはサブユニバースにほかないので、 そこから流入するエネルギーを利用するという解釈もできないことはありません。 しかし今ひとつしっくりは来ません。 そういう意味では、ヤマトが1年掛かりで何度もジャンプしたのは理に適っていたと言えます。 そこで私は、ワープ航法ではなく高次元航法と言う名を使っています。 亜空間=高次元であるなら、亜空間航法で間違いはないのですが、 亜空間の「亜」にはやはり「準ずる」「付帯する」の意味が強くありますので、 亜空間=高次元には違和感があります。 では何故このような言葉に、航法一つに拘るのかと言いますと、 それは生命発生が同一銀河内で起こる可能性の低さを補うためです。 N=R・fp・ne・fl・fc・L という公式をコスモスでご覧になった方もいると思います。 同一銀河内で外宇宙に進出するほどの科学力を持つ知的生命体への進化は限りなく低いのです。 そこで私はラム達の星がある銀河を我々の銀河とは違う銀河にあると考えています。 それも同じ局所銀河群内でなく…具体的には乙女座銀河団内のM100あたりを考えています。(理由は後日) 距離としては、およそ5000万光年の彼方でしょうか。 この様な超長距離を超えてやってくるには、通常の航法では不可能であり、 空間の圧縮、時間の短縮などではなく、全く別の時空… いや時空という、相対性理論で支配される次元を越えた領域を飛ばざるをえません。 ラム達は、その科学力で「タイムマシン」を実現していますが、 それを航法に利用し「双子のパラドックス」で有名な「浦島効果」を避けていると解釈するのは、スマートではありません。 やはり航法そのものが違うと解釈するべきでしょう。 NO.2 レス・ 2002.2.24 deacon 「亜空間」 私の場合はやはり「亜空間バイト」のイメージが強いですね。 ようするに3次元と平行して存在する別次元の世界。パラレルワールドも若干含んでいます。 (異次元空間ダーリンはどこだっちゃ?」「ランちゃんパニック」におけるアクセサリーショップ等も) このうる星における「亜空間」というのは、アニメうる星における「不条理感」を高めるのに、 非常に効果的な役割を果たしていたと思います。 そして次に問題提起されている「ワープにおける亜空間」。 これは異常にむずかしい!!! 大体、アインシュタインのおっさんが、「物体は絶対光の速度を超えることはできないのだ!どんどん」 と叫んでいるくらいですから。物体が光の速さに近づけば近づくほど、物体の質量は加速度的に増大していくといいます。 つまり光の速度と同じだけの速さになった時、物体は無限大の質量をもつことになると。 それを打破する為の思考法として「ワープ」があるのでしょう。 しかしこれもたくさんの理論が科学界のみならず、空想世界界(これが異常に怪しくて面白い) にあふれかえってます。 その代表的なものはゆたんぽさんの言うとおりヤマトでしょうね。 さてはて、これからどういう風に理論の構築に入っていくのか!非常に楽しみです♪ 私も私なりに考えていきますので、議論を楽しんでいきましょう! |
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