「いーたいほーだいの存在意義」


No.1
2002.2.22
ネコこたつ氏


「ども♪」
いいですね〜この「いーたいほーだい」って企画^^
こういうの好きなんですよ〜。では、さっそく投稿をさせていただきます

(「長寿説」そのものについての意見)
個人的な意見から言わせてもらいますと、長寿説・短命説、どちらも正しくないってのが私の意見です。
正確にいうと、「どっちでもない。わからない」と思います。
ラムを初め、鬼星や宇宙人などのキャラクター及び友引町の住人などの、うる星の登場人物は、皆高橋留美子先生が
作られたわけで、寿命とかはあの先生しか知らないわけですし、おそらくそんな事考えないで、キャラを作られたのでしょう。
ですので、ラムが長寿か短命かは、作者にしかわからない、っと思ってます。
また、個人的にはそんなことどうだっていいとも思ってます。
別に地球人と同じでも、いいような気がします。
だって、あの先生のマンガに、科学的論理はあんまし通用しないんじゃないかと(笑)
(すみません、なんか否定的な意見になちゃって^^;)




 
NO.2
 レス・

 
2002.2.22
 deacon

 「いーたいほーだいの意義」
まいど!ようこそ「我がうる」「いーたいほーだい」へ!
<否定的な意見>
いいですよ、いいですよ!ここはあくまで議論の場です。
同調もあれば疑問や反論もある。それだから面白いのです。
<だって、あの先生のマンガに、科学的論理はあんまし通用しないんじゃないかと(笑)>
まーそのとおりなんですが、そうなりゃ、私の科学的検証は何だったのかと(爆)
というか、私の科学的検証も、みなさんの「ラム長寿説」も全ては「お遊び」なのです。
原作者やアニメスタッフがそんな事を考えてなかったなんてことは当然分かりきったこと。けれどそこに突っ込みを入れるのが楽しいんですよ!
ただそれについていけない人もいるのも分かってます。
だからこういった話題は、分かる人達の間で、どんどんエスカレートさせていくのが最高の形だと思いますよ!
もしよかったら、ネコこたつさん、映画論とかの話題にも投稿してくださいね!!



 
No.3
 レス・
 2002.2.23
 NbU氏

 
deaconさんの発言で進行方向が出てしまってるような気もしますが、私も一つ。
SF的な作品においては、こういった考証は「あそび」そう、「ゲーム」だと思います。しかもルール無用の。
唯一あるとすればそれは「原作者の作ったキャラクターを捻じ曲げないこと」。
私は、アニメやコミックに登場するキャラクターは「キャラクター」であって(この場合、諸星あたるにしても)人間、地球人、そもそも現実的な意味においての「生物」に固定されている存在ではないと考えます。
キャラクターはキャラクターとしての形で作品の中の世界で「生きている」のであって、それを現実世界にシフトしたらどうこう、と、言うのは正しく「どうでもいいこと」に違いありません。
だったら、「遊んじゃおうじゃありませんか」。科学でなくても、

「ラムやその父親は実は変装したインド人だった!」

でも。(これはちょっとキャラに抵触しそうだけど、お笑いとして)
高橋先生の作品に科学的「論理」が通用するかについては、もともと先生には「通用させる気が無い」とおもいます。
私の感じでは先生の作品にあるのは科学的「遊び」だと思うのです。
例えば「お雪さん」熱力的には「熱線」はあっても「冷凍光線」みたいなものは存在しない。一時的に冷却できても環境の温度を無視して局所の温度を下げるってのは無茶なのですが、先生は彼女を異次元トンネルを掘るキャラクターとして創作されました。エネルギーの引き受け先として無限大の空間を設定できれば超強力な雪女が誕生します。
異次元トンネルはどうやって掘るのか、そんなことは「どうでもいい」。雪女と異次元トンネル、これは科学的「遊び」なんです。
うる星や初期のルーミックがSFとして認知されたのはこういった「遊び」SFマインドを作者が持っていたから、私はそんな風に思うのですよ。
実証を伴う科学は何か特別視されてしまいますが、他にもそういった「仕組み」を生かした作品やキャラクターを先生はたくさん作っていますね、
「水をかぶると女になっちゃう(そうなる温泉におっこった!)」
なんでお湯じゃないかといえば、「アダルトじゃないから(個人的見解)」
うる星に関する考証は別に科学でなくても出来ると思います。
オカルトで理論構築することも出来るでしょうし、民話伝承でもやれるでしょう。たまたまここにはdeaconさんの「科学的検証」に引かれて集った人の発言があるだけです。
逆にうる星の作品内の因果律を確立して現実世界を再構築することも可能です。遊びですから(そっちの世界に行ったきり帰ってこない人、いますね)

ネコこたつさん これは反発や言いがかりではありません。
私の「一手」です。
一緒に「ゲーム」楽しみませんか?



 No.4
 レス・
 2002.2.24
 ゆたんぽ氏

「それで良いんです!」
ネコこたつ様。
お!『正調』『正論』ですね。原作者尊重も正しい姿で間違っていません。
まったく賛成です。基本は私もそうですから。
でもね、『うる星』は私達のような『遊び』好きな者にまで『遊べる』余地を残した数少ない作品なんです。
『正調』に楽しんでも、他作家の作を凌駕する面白さがあるにも関わらず、
『遊べる』要素もふんだんに盛り込んであるという、恐るべき作品なんです。まさに天才のなせる技です。
ヤフーの掲示板で『あの集団ギャグ(集団漫才)は、80年の代表だが、もう私にとってもうは古い。』
『うる星は終わった。』などの発言をよく見かけます。
その人達は私が想像するに、うる星の骨の髄までしゃぶりつくさず、
表面だけ、人気だけを追っかけていた人たちだと思います。
裏の裏まで『遊ぼう』と考えるから、私は今も原作は新鮮ですし、
DVDは新たな発見に満ちあふれています。
真の近代マンガの歴史は戦後からです。となれば60年に満たないわけです。
その歴史の3分の1を経ても世界中で愛されるマンガって?
アニメ・マンガの両世界にまたがる作品は、このうる星とピーナッツだけですよ。
(ディズニー/ワーナーブラザース系はアニメのみです)

で本題。僅か16Pで学園ラブコメディを展開する上で、SFなんてどうでも良いことです。
お話の本筋には関係ないことですし。
キャラを登場させる上で、ちょろっと描いた程度がほとんどでしょう。
でも、先生がこの部分をはしょったが故に、数々の『餌』と『謎』がばらまかれもしたわけです。
そんなことを解明したり議論を交わしても無意味な事は重々承知の上なんですよ。
それが『遊び』なんですね。
16歳のあの日から、40歳になる今年までずっとファンでいる年月も、作品を愛すればこそです。
本当に驚異のマンガだと思います。


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「いーたいほーだい掲示板」
(例:「『長寿説』NO.3の意見についてですが…」という感じでカキコしていただければ幸いです。)


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